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余震の影響2 [ヘルプ東北]

 さっきの続き、高速は、東北道が埼玉で止まっている、と言われましたが、どんどん開通し、仙台東まで行くことができ、そうこうしているうちに塩釜に着きました。

 しかし、余震の影響で、そこらじゅう停電していましたし、仙台東から塩釜までの下道も、いまだ被災したままの状態で、津波の爪痕が色濃く残されていました。1:00に現地に着き、一泊。

 O友先生によると、あれほど地震でひどくやられたので、もう来ないだろう、これからがんばろう、と思っていた矢先、震度6強。また色々なものが崩れたりやられたりしているので、本当にみんなつらいと思う、との事。イエス様がどうか励まして下さいますように。

 塩釜、気仙沼、南三陸などは、まだまだ食料をはじめ、色々なものが必要なようです。避難所にはものが集まりますが、地域の人に行きわたらなかったり、ものが集まっている避難所と集まっていない避難所があります。また、人手が必要です。がれきの撤去作業などは、どこでも必要があります。翌日は土曜日にも関わらず、車通りは少なく、余震の影響で、電気、水道等止まっているので、どこもお店が閉まっていました。その日も多くの方が教会を訪れ、物資を持っていかれました。また、教会からがれき撤去チーム、物資配達チーム、片づけチームなどが派遣されて行きました。

 自分達も、ご注文の品々を荷降ろしし、別の荷物を積み込んで、北上、栗原聖書バプテスト教会へ。そこの教会は、気仙沼や南三陸の避難所に物資を届けています。そこの牧師は、自動車屋さんもやっているそうで、工場部分が物資置き場になっていました。マレーシアの宣教師の方々がたくさん奉仕に来ていました。その日は別のチームが気仙沼の避難所で炊き出しをやっていたようです。

 それぞれの場所で、地域に仕えている皆さんを見て、イエス様が支えて下さっているんだなあ、と励まされました。自分達は、預かった物資を運ぶ事くらいしかできませんが、前線で働く人々の、少しでもお役に立てれば、と思っています。

 今後は、現地の物流等も回復してきましたし、一か月経って、ニーズは変わりつつありますが、まだまだ多くの必要があります。

 インターネットで調べると、千葉には避難所に多くの空きがありますが、現地の被災されている方に、そのような情報は行き届いていません。収入がなくなった方は、物流が回復しても、買う事ができません。山積みになっているがれきから、自分の財産を少しでもかき集めることさえままならない状況が今もあります。市町村によっては、つい先週、ようやく立ちあがったボランティアセンターもあります。役所があまり機能できるような状況もありません。教会の方から、被災した瓦職人を募集、という話を聞いて、役所に避難所に通してもらえるよう電話しましたが、ただたらい回しに・・・

 しかし時間はどんどん経過します。私たちができることは小さいですが、小さい事は、私たちにもできるのです。私たち自身、自分の事で手いっぱいになるものですが、ほんの少しでも手を伸ばすなら、届くこともあるのです。祈ることから始めましょう。神様、どうか、人々に慰めをお与えください。私たちも用いていただけるなら、小さなことでもできるように。

 「にわかに起こる恐怖におびえるな。悪者どもが襲いかかってもおびえるな。主があなたのわきにおられ、あなたの足がわなにかからないように、守って下さるからだ。」箴言3:25~26
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