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2011年6月16日の多賀城&仙台港付近、七ヶ浜の現状 [ヘルプ東北]

津波から3カ月経ちましたが、未だに爪痕がくっきり残っています。
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 3か月経って、もう回復しているかのように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだ時間がかかると思います。この夏休みを利用してボランティアを考えていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、是非お願いします。

 写真の時間がずれています・・・が、6月16日の昼どきです。写真は掲載しない、と以前宣言しましたが、現状を知っていただいて、ボランティアに動員できれば、と願っての掲載です。もし気分を害される方がいらっしゃいましたら、取り下げますので、お知らせください。

 泥出しや掃除作業等、各地の市役所やボランティアセンター、NPO、もちろん教会関係でも募集しております。是非一緒に応援していきましょう!

 被災地の写真をアップするのは、3か月経っても全然進んでいない現状もあることを知っていただくためです。お店の営業は津波の被害を受けた所以外は、(被害を受けた店でも)再開していますし、交通機関も回復していますので、ボランティアに比較的参加しやすい状況が整ってきています。

 私共の方でも、7月25日(月)~29日(金)で泥出し、炊き出し等を計画しております。参加ご希望の方はお問い合わせください。
 8月8日(月)~(火)の短い日程も計画中です。もし興味のある方いらっしゃいましたら、お問い合わせ下さい。

永田まで。090-9957-7583

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塩釜聖書バプテスト教会隣民家解体 [ヘルプ東北]

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 アメリカ・テキサス州から、おゆみ野教会に毎年来て下さっている、パークシティ長老教会の皆さんと一緒に、塩釜聖書バプテスト教会隣の民家解体をやってきました。

 バールとハンマー、大金工業様からいただいたトラックも大活躍です。

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 塩釜教会での泥出しや、物資配送、解体のゴミ捨て等、このトラックなしには、この3カ月は語れません。

 解体前の週に撮った写真がデジカメに入ってますが、手元にないため、そのうちアップすることにして、解体。

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 滞在した二週間、ほぼ毎日私は大金トラックを運転して、ゴミの集積場に廃材を捨てに行きましたが、いつも「ボランティアさん、千葉から大変ですね、ありがとうございます」と感謝されました。たぶん集積場の方々は、私や一緒に行ったガイジン達、みんな大金工業の社員が塩釜教会にボランティアに来ていると思っていると思います・・・。

 現地のゴミの集積場の様子。すごいにおいとうず高く積み上がったゴミの山に、ここはフィリピンのスモーキーマウンテンか、と思うような光景でした・・・

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 他の空き地にもゴミの山ができていまして、ゴミの置き場に困っている状態です・・・集積場の職員の方も、「この状態がいつまで続くのか・・・」と頭を悩ませていらっしゃいました・・・

 集積場の職員の方に許可をいただいて、パワーショベルが大金トラックに山積みされた廃材を書き出す動画を携帯でとったのですが、PCで見れるように転換できずTT

 一日に3~4回ほど廃材を運びましたが、この山を見るたびに、ゴスペルで歌っている、「わーたーしーにーせまーるどーんーなーやーまもー越える力、あたーえーてーくーださーい」の歌が頭をぐるぐる回りました。この山の上に、解体申請をしている708軒分の被災した住宅の廃材が積み上がるのか、と思うと、気が遠くなるような道のりです。

 しかし、乗り越える力を下さる神様が、力を与えて下さるように、また、自分達のできることは小さいですが、数を重ね、人数を重ね、積み上がれば、きっと大きな山を動かす力になることを信じ、これからも応援し続けたいと思います。

「怠け者よ。蟻の所へ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食物を確保し、刈入れ時に食料を集める。」箴言6:6-8
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塩釜聖書バプテスト教会隣民家の建て直しでなく解体 [ヘルプ東北]

 先日塩釜聖書バプテスト教会隣の民家をボランティアセンターとして建て直しに、とブログ上でお知らせしましたが、直前に市から検査の結果、地盤の問題で、立て直しても使えない、ということが発覚。アーウチ!半壊以上、という罹災(りさい)証明書が発行され、解体が決定しました。10日、O友先生と一緒に、市役所に解体申請に行ったところ、「708番目です。たぶん1年、じゃすまないですね、数年後になるかもしれません」・・・・

・・・ええーーー!!

 塩釜聖書バプテスト教会の復興支援「ホープみやぎ」としては、夏に押し寄せるであろうボランティアの皆さんを受け入れるため、また、支援物資の置き場を移して、教会堂を教会活動のために使えるようにするため、また、避難所生活をしている人々のための、一時避難滞在所とするため、一刻も早く使いたいところ。

 しかし、地盤沈下で民家の片側だけ沈み込んで、土台の真ん中がぼっきり折れて、家も傾いている上、いかんせん古いので、国際飢餓対策機構の方が修復するも、ぼろぼろすぎて、どうにもならない状態で、やっぱり壊すしかないことに。

 ということで、民家修復チームではなく、民家解体チーム出動となりました。幸い妻の職場の上司の、○谷さんが、以前解体業を営んでおられたので、話しはぽんぽん進み、国際飢餓対策のチームと合同して、一週間半で更地にすることができました。やればできるものですねー、解体なかなか面白かったです。後日様子をアップします。

 しかし壊したところで、その後の建物が建たないとしょうがないのですが、いろいろな団体が協力を申し出てくださっているようで、なんとかなるそうです。よかったよかった。

 ということで、3週間にわたるプロジェクトは無事終了しました。続けて塩釜聖書バプテスト教会の働きを覚えて祈って行きたいと思います。
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不在がちょっと多くなりますが [ヘルプ東北]

 今週10日金曜2時に誉田を出発し、大工下見チームが塩釜聖書バプテスト教会にて大工の下見をします。

 13日~17日、20~23日と、大工仕事をやってきますので、私は土気チャペルを開けてしまいますが、活動自体はほぼ変わらずにありますので、皆さん奮ってご参加ください!

 不在時の連絡は永田まで。(090-9957-7583)

 ちなみにイエス様のお父さんは大工さんで、イエス様も大工仕事をやっていたようです。といっても、イスラエルのあたりは木よりも石造りの家ですので、金づちでトンカンやる感じではなく、ドッシーン、ズーン、ドーン、といった感じでしょうか。

 ですから、イエス様はきっと筋肉モリモリのマッチョマンだったはず!ちなみに髪型も、男は髪の毛を短くするのが当時のスタンダードだったようで、長髪ではなかったようです。ちなみに髪の色も、茶色や金髪ではなく、ユダヤ人は黒髪&ひげです。なんかイエス様のイメージが・・・
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by永田画伯

「この人は、こんな知恵と不思議な力をどこで得たのでしょう。この人は大工の息子ではありませんか。彼の母親はマリヤで、彼の兄弟は、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではありませんか。妹達もみな私達といっしょにいるではありませんか。とすると、いったいこの人は、これらのものをどこから得たのでしょう。」マタイ13:54~56
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ヘルプ次回の計画 [ヘルプ東北]

6月はホープみやぎ、塩釜聖書バプテスト教会の復興活動に参加します。

今回は、教会となりの廃屋を修理し、ボランティアセンターにする計画に参加します。現在教会の礼拝堂に山積みになっている支援物資をそちらに移して、教会本来の活動ができる形に整えよう、というものです。

6月10日(金)、建築予定のボランティアセンター下見、材料、道具の選定
6月13日(月)~17日(金)、作業
6月20日(月)~23日(木)、作業

今回延べ人数30人近い方々がご協力くださることになり、トラックと車に分乗し、行って来ます。建築作業だけするには多すぎるそうで、地域のどろかき作業の依頼が山積みになっているので、そちらに回るかもしれません。教会もだんだん本来の機能を取り戻して行くことができるように祈ります。

 前々回私は自分のいとこと、バイブルバプテスト教会の皆さんと一緒に、塩釜教会近くの民間のク○ーバー幼稚園で泥かきをしました。窓上まで浸水してしまったので、全部の家財を捨てるために出し、廃園となりました。しかしその後、色々な保険や補助などで、再開できることになったのだそうです!

 塀の上にひっかかったままの自動車を横目で見ながら、駐車場、園庭、園舎内いっぱいにつもった泥をかきだし、園児の机や家財道具を外に山積みにし、畳をはがしました。からっぽになった園舎を眺めた時には、園長さんの心情を考えるといたたまれない気持ちになりましたが、今は元気に忙しく再開のために駆け回っているそうです!

 一歩づつ、回復に向かっている人もいます。まだまだ時間がかかると思いますが、一人ひとりの上に、神様が憐れみを注いでくださいますように!

 「あなたは弱っている者のとりで、貧しい者の悩みの時のとりで、あらしの時の避け所、暑さを避ける陰となられたからです。」イザヤ25:4

 この神様の愛に人々の心が向けられていきますように。
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ボランティアの心得 [ヘルプ東北]

 6月13日~17、20~24日は、教会員の元大工さんのは○けださんが現場を指揮してくれまして、塩釜聖書バプテスト教会の隣の民家をボランティアセンターとして建て直すことを中心にやってきます。

 現在塩釜聖書バプテスト教会は、二階の礼拝堂が支援物資置き場&宿泊に、一階がボランティアの宿泊・食事・会議部屋になっていますが、教会自体も本来の機能を戻していくために、隣の廃屋を利用する事にしたそうです。

 今回は大工チームということで、その事をメインに取り組みますが、泥かきの要請も殺到しているようで、そっちの方をむしろメインでやってくれ、との事・・・できる事は小さいですが、精一杯やってこようと思います。

 これは当たり前の事ですが、神戸、新潟の震災の時にも言われていましたが、ボランティアは、復興支援のために行くのであって、被災者や被災地の写真撮影は基本的にしないのがマナーです。

 普通、人は、悲しい時、苦しい時、悲惨な出来事の最中、記念写真を撮ったりしません。被災地にいる人は、みな親族や友人を失ったり、家族同然のペットや財産を失ったり、自身も精神的に非常に苦しい状況に立たされ、その中での生活を強いられています。

 観光のつもりではないにしろ、物珍しさや記念のような気分で写真をとるボランティアがいるようですが、被災された方は、どんな気分でそれを見るでしょうか。

 是非ボランティアに赴く方は、ボランティアを必要とされている、被災された方々の気持ちを考えていただければ幸いです。写真や映像は、メディアの方々が、テレビやインターネット上でいくらでも流して下さっていますから、そういったものをご利用下さったらよいかと思います。それか、現地の人の撮った写真をもらうか、本人の許可をもらって撮るべきでしょう。(東北の方々の心情から考えると、許可を求められたら許可せざるを得ない感じがしますが・・・)もちろん全然気にしない人もいるかもしれませんが。

 ご報告がてら自分も見た現場を写真に撮ってアップしてこちらでお伝えしたい気持ちは山々あるのですが、以上のような理由から、今まで写真には撮ってきませんでした。以上の事をヘルプ東北で行く方々にも注意をしてきましたが、それでもルールなくやってくる人がいたようで、申し訳ありません・・・よくよく注意をしておきます・・・

「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。」ローマ12:15
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石巻で [ヘルプ東北]

 東北の方は、先月末まではほぼ週一で活動しましたが、今月に入ってからは私の都合でペースは落とさざるを得ず、5月9~11日のみになりました。

 しかし二カ月経ったというのに、石巻は、復興の兆しなど全く見えないような中に人々が今も暮らしています。3月下旬に物資を届けに行った時よりは多少ましになりましたが、ぐちゃぐちゃの車、傾いた家や電柱、なぎ倒されたフェンス、がれきの山、ひどい臭いと飛び交うハエ等、地域の人だけで復興が実現できるような状態とは全く言えません。ゴールデンウィークに多くのボランティアの方々が活動された後でしたが、まだまだ人手が必要です。私達の教会でも取り組んでおりますので、ボランティア可能な方は、是非お問い合わせください。(090-9957-7583 永田)

 今回は、生活排水ができない、ということで、あるお宅に側溝の泥かきに伺いました。前回行った幼稚園が悲惨な状態だったので、側溝のどろかきだけなら、きっとそれほどひどい地域ではないだろう、と思って行ったのですが、とんでもありませんでした。

 石巻市だったのですが、そこにたどり着くまでの所もひどい状態のまま、住宅街に入ると、その家の向かいの家が壊れていて、道路にまで飛び出しているので、そこから先に進めません。しかし、飛び出している屋根の壊れた部分の材木が支えになっているので、役所からは、まだ安全だ、ということで、後回しになっているのだそうです・・・

 その家の隣の車庫は、津波で浮き上がって、斜めに家にたてかけられている状態のまま。その中から車が少しのぞけますが、取り出せるような状態ではなく、取り出しても乗れるような状態ではありません。隣の家のおばあちゃんは亡くなられたそうで、また、裏の空き地や、今回泥かきをした側溝の先の下水道の中でも死体が見つかったそうです。それもつい数日前、ということでした。その家で飼っていた猫も見つからないので、側溝の中で死んでいなかったか、聞かれました。あいにく、というか、幸い、というか、見つかりませんでしたが・・・

 その家の息子さんは、お医者さんだそうですが、夜勤明けで帰って来て、家の片づけを一緒にやりました。仕事も忙しい上、かえってきても、休まらず、その状況は、本当に大変だと思います。下水の本道まで、200mほどですが、側溝の泥をかいて、家から側溝までのつまりを取り除くと、水が流れ出しました。依頼主のお母さんは、「これでやっと洗濯ができる!」と喜んでおられました。

 その後、まだ泥まみれの家の中で、浸水して開かなくなってしまったたんすを壊し、中のいくつかの無事なものを取り出し、夕方になったので、帰ってきました。彼らは避難所ではなく、家自体はまだ建っているので、自宅で生活していらっしゃいます。半壊くらいまでならまだ住める、ということで住んでいる人は多いようです。

 2か月経って、まだこんな中で生活されている方が大勢いらっしゃる事を思うと、心が痛みます。安否確認やお葬式の連続に、断続的な余震、停電や断水、まだ洗濯すらままならない状態など、想像もしませんでした・・・

 翌日は塩釜聖書バプテスト教会の近くの古いアパートの清掃をしました。浸水して泥が窓の上まで浸かったようです。荷物の取り出し、床はがし、床下の泥かき、などは終わっていたのですが、もはや建て直した方が賢明なのでは、と思うような状態です・・・。

 それでもそのまま使う、ということで、外壁の清掃、トイレと浴室にたまった汚泥の泥かきと排出、台所の清掃・・・。昨日の場所もそうですが、やはり下水も排水も何もかも巻き込んだ泥につかった臭いは、いくら洗ってもそう簡単に取れる訳ではありません・・・とりあえずやれるだけやって、アパートを後にしました。

 自分もこの二カ月、行ったり来たりするだけでも疲れが出てきていますが、休む場所があり、ペースを落とす事ができます。しかし、今日も現地に暮らす人々は、どれほどのストレスの中にいらっしゃることでしょうか。祈らざるを得ません。

 「その日になると、彼の重荷はあなたの肩から、彼のくびきはあなたの首から除かれる。くびきはあなたの肩からもぎ取られる。」イザヤ10:27

 B.C.8世紀末、アッシリヤという大国は、南ユダ王国にとって脅威でありました。隣の国の北イスラエル王国を滅ぼし、南ユダ王国の首都、エルサレムは包囲されました。預言者イザヤは、これはまことの神様を捨て、人間が作った偶像を神として拝み、その神に自分達の子供までもいけにえとしてささげた罪の結果だ、と知らせました。

 しかし同時に、そのような人間を救うために、救い主がやってくる、どれだけその状態がひどかったとしても、救い主が救い出す、罪がどれほど深くても、救い主が赦し、救って下さる、希望をしっかり持て!いま直面している困難は、やがて取り去られる日が来る、神様に期待しなさい!というメッセージを、これでもか、というほどに、明確に伝えたのでした。

 救い主イエス様は、絶望の中にいる人を慰めて下さる方です。イエス様は、困難な中にいる人と、共にいて下さる方です。泣く者と共に泣きなさい、と教える方自身が、悲しみを共有して下さいます。苦しみの中にいる人のため、自分が十字架にかかって苦しまれたのです。イエス様に希望を置く人は、決して裏切られる事はありません。イエス様は、重荷を取り去って下さいます。くびきを共に負って下さいます。がんばれなくても希望は持っていい。自分があきらめても決して見捨てないイエス様がいる。そのことを覚えていただければ幸いです。

最後にイエス様の言葉を紹介します。

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」マタイ11:28-30
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ヘルプ東北from土気? [ヘルプ東北]

 東日本大震災被災地の支援のためのミニストリー、ヘルプ東北、というのにおゆみ野教会は関わってやってきましたが、一か月ちょっと過ぎて、もうちょっと責任を分担しましょう、ということになったようで、永田チームを作ってください、という要請が。

 今さら永田チームも何もないのですが、東北の方々のお役に立てるなら喜んで、ということで、ヘルプ東北from
土気?が誕生(?)しました。といっても、今までと同じような事、トラックで支援物資を運んだり、物流は回復しているので、現地で調達して運んだり、後は現地でがれき撤去等のボランティアをしたり、をやることになると思いますが・・・

 というのも、普段私が誉田にいないもので、実質別行動した方が勝手がよろしいだろう、という事のようです。こちらでコーディネイトして、人を送ったり、物を送ったりできれば、それは支援の輪が広がってよろしいかと。

 ということで、ご協力いただける方は、是非よろしくお願いします!

 
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余震の影響2 [ヘルプ東北]

 さっきの続き、高速は、東北道が埼玉で止まっている、と言われましたが、どんどん開通し、仙台東まで行くことができ、そうこうしているうちに塩釜に着きました。

 しかし、余震の影響で、そこらじゅう停電していましたし、仙台東から塩釜までの下道も、いまだ被災したままの状態で、津波の爪痕が色濃く残されていました。1:00に現地に着き、一泊。

 O友先生によると、あれほど地震でひどくやられたので、もう来ないだろう、これからがんばろう、と思っていた矢先、震度6強。また色々なものが崩れたりやられたりしているので、本当にみんなつらいと思う、との事。イエス様がどうか励まして下さいますように。

 塩釜、気仙沼、南三陸などは、まだまだ食料をはじめ、色々なものが必要なようです。避難所にはものが集まりますが、地域の人に行きわたらなかったり、ものが集まっている避難所と集まっていない避難所があります。また、人手が必要です。がれきの撤去作業などは、どこでも必要があります。翌日は土曜日にも関わらず、車通りは少なく、余震の影響で、電気、水道等止まっているので、どこもお店が閉まっていました。その日も多くの方が教会を訪れ、物資を持っていかれました。また、教会からがれき撤去チーム、物資配達チーム、片づけチームなどが派遣されて行きました。

 自分達も、ご注文の品々を荷降ろしし、別の荷物を積み込んで、北上、栗原聖書バプテスト教会へ。そこの教会は、気仙沼や南三陸の避難所に物資を届けています。そこの牧師は、自動車屋さんもやっているそうで、工場部分が物資置き場になっていました。マレーシアの宣教師の方々がたくさん奉仕に来ていました。その日は別のチームが気仙沼の避難所で炊き出しをやっていたようです。

 それぞれの場所で、地域に仕えている皆さんを見て、イエス様が支えて下さっているんだなあ、と励まされました。自分達は、預かった物資を運ぶ事くらいしかできませんが、前線で働く人々の、少しでもお役に立てれば、と思っています。

 今後は、現地の物流等も回復してきましたし、一か月経って、ニーズは変わりつつありますが、まだまだ多くの必要があります。

 インターネットで調べると、千葉には避難所に多くの空きがありますが、現地の被災されている方に、そのような情報は行き届いていません。収入がなくなった方は、物流が回復しても、買う事ができません。山積みになっているがれきから、自分の財産を少しでもかき集めることさえままならない状況が今もあります。市町村によっては、つい先週、ようやく立ちあがったボランティアセンターもあります。役所があまり機能できるような状況もありません。教会の方から、被災した瓦職人を募集、という話を聞いて、役所に避難所に通してもらえるよう電話しましたが、ただたらい回しに・・・

 しかし時間はどんどん経過します。私たちができることは小さいですが、小さい事は、私たちにもできるのです。私たち自身、自分の事で手いっぱいになるものですが、ほんの少しでも手を伸ばすなら、届くこともあるのです。祈ることから始めましょう。神様、どうか、人々に慰めをお与えください。私たちも用いていただけるなら、小さなことでもできるように。

 「にわかに起こる恐怖におびえるな。悪者どもが襲いかかってもおびえるな。主があなたのわきにおられ、あなたの足がわなにかからないように、守って下さるからだ。」箴言3:25~26
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余震の影響 [ヘルプ東北]

最近余震が続きますね。

 先週木曜の宮城沖の余震で、塩釜の水道、電気、ガスが止まった、と聞き、その翌日、東京チームのトラックも借りることができ、急遽水やら食料やら積んで行くことにしました。

 メンバーは私、私の父、東工大の大学生のさ○た君の3人。父は前から行きたがっていたので、親子の旅、+東京チームから紹介された、初対面のさ○た君で行ってきました。

 その日はヘルプ東北の方は行く予定がなかったので、誰もおらず、一人で積み込んでいると、その最中に腰に妙な感覚が!

 アウチ!

 人生初のぎっくり腰をやってしまったようで、しばらく動けずTT

 これは痛い!腰痛持ちの方々の気持ちが、痛いほどよくわかりました。

 その後はロボットダンスのような動きで色々積込みまして、「昔大きいトラック、引っ越しとかで運転してたんだよ、だから私が運転する!」と張り切る父の運転でさ○た君を誉田駅に迎えに出発。

 しかしその直後、誉田チャペルを出て、一個目の曲がり角で「ガガガ」という妙な音が。

 父が左折時に、十分右に膨らまずに曲がったため、トラックの荷台が道路わきのポールにひっかかったようで・・・

 ポールの方はなんともなかったようですが、荷台は開くにくくなってしまい・・・

アーウチ!

 何やってんだ俺達ー!

 動揺する父をなだめ、自分が運転を代わり、とりあえずさ○た君を乗せ、塩釜に向かいました。

 どうやらさ○た君は、大学で原子炉の研究室にいるのだそうで、原子力発電ワールドにかなり詳しく、その仕組みから、今起こっていることや今後まで、ひたすら教えてもらいました。

 どうやら原子力ワールドというのは、研究者は、日本の全員学生含めて集めても、200人ほどしかいないのだそうで、今テレビに出ている人も、大体知っている人なのだそうです。彼は4年で主席なのだそうで、将来楽しみな学生です。彼は新型原子炉のアイデアがあるのだそうですが、この事故で実現は難しくなるでしょうね、と言っていました。

 そこで自分が、であれば、廃炉技術の専門家になればいいじゃない、と提案したところ、おおー!それいいですね、と言っていたので、そのうちテレビで登場するかもしれません。さ○た君、がんばってー!

 ちなみに彼は、危険物取扱いの免許を持っていまして、おかげで私達実はこっそり大量の○ソリンとか○う油とか持って行ったのですが、違法になることなく行ってくることができました。是非またお願いしたいです!っていうか教えてもらったように資格とろうかなー。

 ということで、余震の影響はこんな形で現れたのでした。続く。
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